風蘭を育てるポイント

風蘭を育てるポイント

置き場所

4、5月の8〜10時の日光を当てるため、温室の戸は全開とします。屋根には、黒い遮光布を貼り、その下に一枚同じものが開閉できるようにし、光を取り入れるため開けておき、10時頃に天井一杯に拡げます。陽ざしが強くなる6月下旬頃からは、天井の黒布は拡げたままにしておきます。常に温室内の通風と温度に注意します。秋からの冷たい風は当てないように周囲の窓の開き具合も、温度(18℃位)湿度により異なります。

灌水

水を切り水苔がからからになっても気根のために枯れることはありません。が水を切るのも時期があり、春先の成長期にこれを実行すると木をいためてしまうように思われます。鉢の下から指を入れ、水苔がカリカリになっていると、汲み置きの水へ、鉢の縁までつけ、後、噴霧器で葉水をかけます。夏など日に何回か行ないます。冬の水やりは、木の活動が停止している時と言っても音質のことなので3〜4日に1回水やりをし、あまり乾くようでしたら、噴霧器で水をかけるという程度です。

肥料

自生地ではほとんど肥料分があると思えないような所に着生しているので、濃厚肥料は無理と思われる。しかも縞系統及び白虎斑系の品種は化学肥料によって柄が悪くなるように思われるので、この品種を除く他の品種はマグアンプKの使用をお薦めします。他の遅効性肥料が半年程を基準としているのに対し、この肥料は2年位の超遅効性だからです。

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