寒蘭を育てるポイント

寒蘭を育てるポイント

寒蘭のふくよかな香りと高貴な花容葉姿は数ある東洋蘭の中で特に人気が高いものです。

置き場所

日照の良いこと,風通しが良いこと,雨にあたらないことが条件になります。日光は朝の9時まで充分にあて、以後はヨシズなどで遮光します。この3つの条件がそろえば戸外でも育てることができます。蘭舎や温室栽培する場合。風通しや、遮光、蒸れや温度の上昇に注意しなければなりません。4月頃から日射しが強くなるので、特に注意が必要です。夏は天窓などをあけて風通しを良くし棚下に打ち水をして温度の上昇を防ぎます。梅雨どきは通風や水やりに気を配り、根腐れなどを起こさないよう注意します。冬の夜は、窓をしめきり日中は風通しをしますが、強風には注意します。寒蘭は寒さには比較的強いので凍らない程度の保温を考えてやれば良いでしょう。

灌水

水やりは、土の乾燥の様子を見て行います。3日から10日に1回位がおよその目安になります。もちろん用土や鉢・季節によっても違いますが寒蘭の場合、過湿気味より弱干乾きめの方が無難です。上土を1センチ位ははぐってみてそこが乾いていたら水を与えるのも1つの方法です。鉢内の温度が急速に下がらないよう汲み置き水を使用し鉢の底穴から抜けるくらいたっぷり灌水します。6月から9月までは成長期です。夜の9時以降にたくさん与えて下さい。

肥料

肥料は施さないほうが無難です。植え替え後半年位は肥料の必要はありません。新しい用土になじんだ頃をみはからって4月と9月にグリーンキング又はホスミン等を鉢の周りに2〜3個与える程度で充分です。過湿と同じく過肥も禁物です。

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